〇〇しなさいと言うのは疲れる
今回は勉強や仕事、やらなければいけないことを「スタート」させるまでの過程についてお伝えしようと思います。
いきなりですがみなさん
親から「勉強しなさい」と言われた経験がある人はどのくらいの割合いるでしょうか?
「私は(僕は)親に勉強しなさいと言われたことがありません」という人がたまにいらっしゃいますが
そんな人でも「部屋の掃除しなさい」「お風呂に入りなさい」「寝なさい」なんて言葉をかけられたことはあるはずです
なんだか怒られているようにも聞こえるこのような言葉ですが
言われるとやりたくなくなるという人も多いはずです
反抗期の小学生・中学生の頃なんかは
毎日この言葉を言われ続けて、逆に「絶対やらない😤」と思ってしまうこともありますよね!?
毎日のように言われ続ける子供も、頭では「やった方が良い」ことをわかっています
どうしてもゲームやスマホ、TVの方が楽しいのでなかなか切り替えができないこともあります
しかし、子供なりに自分で計画を立てて生活していて、「休憩時間」と決めている時間に親から「〇〇しなさい」と言われてイライラしている場合も多いと思います
「今やろうと思っていた」「後でやるからほっといて」
この言葉は、「勉強しなさい」と言われたことに対する反抗にも聞こえますが、本当に自分でやるタイミングを決めていて、そのタイミングは今ではないということを伝えている場合もあるということは理解しておく必要があるでしょう
これらのことも含めて、「〇〇しなさい」という言葉を何度も言わなくても良いように子供自信が自立して生活できるようになる必要があります
その方法をいくつか紹介しますので、もしよければ参考にしてみてください!
子供に動き初めてほしい時の方法
外出自粛でおうち時間が長くなり
この問題で悩まされた親も多いそうですが
どうすれば子供は動いてくれるのでしょうか
親の立場を経験したことない大学生ですが、「自分の経験」と「家庭教師で小学生と向き合った経験」からスムーズに「スタート」させる方法についてお話してみます
方法①(一緒に動き出そう作戦)
何となくの感覚ですが、子供に動いてほしいとき(子供でなくても誰かに何かをし始めてほしいとき)
言ってる本人が一緒に動き始めると子供(対象者)も動き始めやすい気がします
自分が言われる側の立場だった時
「勉強しなさい」「勉強しといて」と言われるより
「勉強しよう」「私も〇〇するから、あなたはその間勉強ね」
と言われた方が、「なんで今なんだよ」「うるさいな」という気持ちが生まれにくいと思います
ニュアンスとして「私もこの時間何か頑張るから、あなたも一緒に頑張りませんか?」という意味が含まれるので「それならやろうかな」と思いやすいでしょう
方法②(計画を声に出して伝えさせる)
人によって大小様々かもしれませんが、自分が発した言葉には責任を感じるものです
「〇〇時から宿題をやり始めます」「〇〇時までゲームをやります」「夜ご飯を食べ終わったら部屋の掃除をします」など
自分の満足いく時間を子供に決めさせましょう
初めのうちは、その時間があまりにも常識はずれでない限り決めた時間には口出しせずにその時間通りに行動してもらうようにしてください
例え、その日のうちに宿題が終わらなかったとしても、やるべきことを終えられなかったとしても
時間を決めたのは子供自信なので、宿題を提出できずに怒られて恥をかいたり、朝遅刻して恥をかいたりするのは子供です
その失敗経験をもとに「自己管理」を学んでいきます
何でもかんでも先回りして、子供に降りかかる困難を親が防いでいては子供も成長するはずがありません
できるだけ子供が小学校低学年のうちに、失敗を経験させて学びに繋げてあげることも親の役割の一つと言えるでしょう
まさに「可愛い子には旅をさせよ」ですね!
結局必要なことは?
今まで多くの小学生・中学生・高校生と関わってきて
親が口うるさく言わなくても自分で考えてやれる子供は、「学力」「生活力」「人間力」ともに成長しやすいと感じます
結局必要な能力は「自己管理能力」です
いくら理解力があって、思考スピードが速くたって時間の管理ができなければ学力は伸びませんし
やるべきことがあるときに、楽しいことを一旦やめる抑制力がなければ将来ダメ人間へまっしぐらです
しかし、「他者の管理」があると、自己管理能力の向上は見込めません
少し心を鬼にして、「子供に任せる(責任があるとはどういう事か学ばせる)」ことも必要なんだと思います
ゆっくり見守る時間も、余裕もないほどに日々忙しい子育てをしている中で「親がやってしまった方がはやい」「子供に合わせる時間はないから、今すぐやりなさいと言う」この選択をしてしまっている人が多いのが現実のようです
確かに小学生の宿題で出された計算ドリルでも、大人がやってあげた方が早く終わるでしょうし子供にとっても楽でしょう
しかし、それが意味のないことだと言うのは容易に想像つきますよね?
それと同じく、時間管理に関しても「子供自身が管理する」ことに意味があると言うことを一度考えてみてください!
今後の人生で一番若い瞬間は「今」です!「今」から自分を変えましょう!