子供の学力を上げたいなら「教える」ではなく「聞く」に力を入れるべき

保護者様

小学生の勉強は子供に喋らせることで質を上げられる!

特に小学校低学年のお子さんをお持ちの方なら

お子さんがわからない宿題や問題集の問題を教える機会があったりしますよね?

その時一方的に親が教えて終了していませんか?

親が説明→問題を解かせる で終わっていませんか?

それでは子供の思考力が育ちきりません!もったいない!

もう1ステップ加えましょう!

親が説明→問題を解かせる→どうやって解いたのか、なぜそのように考えたのかを説明してもらう

ここまでできると完全な知識となります

以下でメリットや詳しい方法について説明します

どんなメリットがある?

親のメリット

まず最後に「どうやって解いたのか、なぜそのように考えたのかを説明してもらう」と言うステップを付け加えることで親にどんなメリットがあるのかと言うと

  • 本当に理解して正しい解き方をできているのかがわかる
  • 最後に説明して貰えば良いので、子供が問題を解いている間、親は他のことができる

こんな感じかと思います

1つ目 「本当に理解して正しい解き方をできているのかがわかる」

私が人に物事を教えるとき、小学生に限らず「この人は私の説明で理解できているのだろうか?」と不安になりながら話すことがよくあります

自分が一生懸命説明しても最終的に相手が何も理解していなかったら悲しので、途中で「今までの説明はわかる?」と聞いてしまったりします

真面目に話を聞いてくれる人であれば「ここがわかりません」「理解が曖昧かも」と伝えてくれるのですが、半分流しながら聞いている人だと「大丈夫!」「わかった!」と適当に返事をすることも珍しくありません

子供の勉強に関しては、わかった?と聞くとたいてい「うん!」「わかった!」と言います

本当にわかっている時もあれば、適当に返事をする時もあるでしょう

こんな時、問題を解いた過程を説明してもらうことで本当に理解しているのかを確認できます

2つ目 「子供が説いている間、親は他のことができる」

勉強を教えるにあたって重要なことは

「子供が知っている知識」と「子供がまだ知らない知識」を混合して簡潔に話すことだと思っています

みなさんが学校の授業を受けるとき、知らない単語をひたすら並べられた授業は飽きてしまいますし、反対にもうわかってるよと言う内容ばかりを話されても飽きてしまいます

校長先生の話は長くて退屈になってしまうように

長く話されても飽きてしまうのです…特に小中学生は…

ポイントだけを簡潔に伝えて、まず問題にチャレンジしてもらう!その後わからなそうなところは少しずつ補足!これを意識すると教える側も教えられる側もイライラせずに学習できます

なので、親が勉強を教えるのであればできるだけ短時間で話し終えましょう

そしてじっくり問題を解いてもらいましょう

解いているとき親がそばにいると、すぐに「わからない」「できない」と言う言葉が飛んできますので、その攻撃を交わすため、できるだけ離れた場所で他のことをするのが良いでしょう

問題を解かせた後はまず解けてそうな問題を探して、その問題をどう解いたか説明してもらってください

この時、どんなに文がまとまっていなくても、何を言っているかわからなくても口を挟まずに聞いてあげることがポイントです!

その後わからなかった問題を一緒に解いてあげます

ここでは子供の性格によって対応を変える必要があります

①集中力があり、やる気もある子

 このような子供であれば、ヒントを与える形式で子供に考えさせることを主体として良いです

②わからない問題が出てきた時、思考がストップしてしまう子

 このような子はいくらヒントを出して自分で考えなさいと言ったところで、逆にやる気を無くすだけなので親が解いている過程を見せて一緒に解きます(おそらく頭に何も入っていないだろうな〜という感じでも構いません)一緒に解いた後に、「今どんな順番で解いたっけ?」と質問してあげてください

慣れてきた頃や、機嫌が良い時、たまたまでも良いのでしっかり説明できたときには目一杯褒めてあげます

 

こんな問題もできないのか…と焦り落ち込む気持ちをグッと堪えて「できるようになったね!」「やればできるんだから、やっぱり賢いんだわ」と言葉をかけてあげましょう

 

子供のメリット

子供が得られるメリットは当たり前ですが「思考力の向上」です

考えるという習慣ができることです

言葉にして説明することで、思考が整理されますし

「なんで今その計算をしたの?」「なんでこの答えを選んだの?」と自問自答できるようになります

この習慣があるかないかは高校受験・大学受験まで響いてきます

最後に説明しなきゃいけないと思うと、どこがポイントになるのかを判断しながら授業を聞けるようになったり、集中力が上がったりします

最終的な目的は、「説明上手になる」ではなく「自分でしっかり理解できるようになる」なので思考力を鍛えることは重要です

 

また、「この問題を最後に説明できれば今日の勉強は終わって良い」と言うルールを設けて勉強をすると子供の学習時間が無駄に伸びることもありませんし

「短時間集中」型の脳を作ることができます

効率よく物事をこなせる人間になるためにはこのスキルが必要ですので子供の頃から身につけられたら最高ですね!

 

少しまとまりのない文章で申し訳ありません

私の執筆能力が向上した頃にパワーアップさせた記事を書きたいと思いますのでよろしくお願いします

 

 今後の人生で一番若い瞬間は「今」です!「今」から自分を変えましょう!

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