一番の理由は?
教えることが好きだった
これです
教えることは楽しいと感じていた私は、教師になりたいという気持ちもありました
しかし、いろんな理由から薬学部に入学した私は塾講師という道を選択しました
自分が教えたことによって、点数を取れているということが嬉しくて
わからなかった問題が、解けるようになっているところを見るのが嬉しくて
これを本格的にやってみたいと思ったからです
その他の理由は?
私は学生時代塾に通っていなかったということもあり
塾への憧れと興味があったというもの理由の一つかもしれまれん
さらに子供が好きだったということも塾講師として働いてみたいと思った理由の一つです
自分とは年代の離れた人と話すことで、新たな発見が生まれることも多いですし
年上・年下関係なく勉強になることが山ほどあるところも面白いと感じていました

なんで教えることが好きになったの?
私が一番「教える」ということをしていたのは
おそらく妹です
私と同じように、いや、私以上に忙しい生活を送っていた妹は勉強に使える時間がかなり限られていました
そんな中でも朝早く起きて勉強していたり、宿題を夜遅くまでやっていたり…
勉強時間は確実に短いのに私より成績がよく、テストの点数もとれていました(なんだか悔しい)
妹は、ずる賢いというか効率が良いというか…w
もちろん自分でやらなければいけない宿題やワークなどは自力でやっていましたが
上手く姉を利用して勉強していましたwww

中学生の時の妹のテスト勉強は
- 提出すべきワークの問題を解く
- テスト前になってわからない問題はまとめて私(姉)に聞く
- 私はもちろんわかっている問題なので得意げに教える
- 妹は、私が受けたテスト(過去問)を解いて復習
- ノートやワーク、教科書をみて私が重要語句やテストに出そうなところを教える
- 教科書の本文や、ワークの問題などを覚える
こんな感じでした
これでかなり点数が取れていたんです
妹なので、テストが返却されてすぐに点数を聞くことができ、良い点数だと嬉しくなったり
私が教えたところがピンポイントで出題されていたことを聞いて嬉しくなったりしていました
私は自分なりに試行錯誤して時間をかけて勉強していましたが、そこで身につけた知識をいかすことができていると実感できたことも良かったんだと思います
勉強を一緒にすることで、たまに喧嘩をすることもありましたが、わからないところがあったら聞ける存在に慣れていたことも嬉しかったです
この経験で「教える」ことの楽しさを知りました
実際に塾講師になってみて
正直なところ、アルバイトがどんなもんなのかも全くわかっていなかったので
続けられるかの不安が大きいまま、応募、面接、テストを受けて合格し、働くことになりました
塾講師になって最初はチューター(生徒からの質問対応)業務から始めました
その時の塾長から出た指示は、問題を教えるということよりも
まずはできるだけ多くの生徒と話をして信頼関係を築くということでした

ここで私の子供が好きという部分が発揮され、小学生・中学生とすぐに仲良くなれました
塾長の言う通り、生徒は信頼のおける先生でないと質問しません
その信頼関係を作ることもうまくいき、次第に質問してくれる生徒も増え
解けない問題を解決してあげるということに全力を注げるようになりました
長くその関係を築くことができると
徐々に生徒からの、お悩み相談も受けるようになりました(進路の相談や、友達や家族との関係についてのお悩みなど)
生徒が私を「先生」としてだけではなく「困った時の相談相手」としてみてくれるようになり
そこにやりがいも感じるようになりました
そして毎年、生徒が卒業し、また新しく入塾してくる
たくさんの生徒と関わることができたことも楽しいですし
確実に1年目の時よりも、教え方を工夫できていたり、生徒個人に合わせた教え方をできるようになっていたりと自分自身の成長を感じられていることも楽しいです
私は薬学部の学生なので、大学生活が6年間あります
この長い期間、塾で働くことができるということもラッキーでした
そんなこんなで、「教えることが好き」というところから、塾講師になり
今ではこのブログで皆さんに向けて勉強について発信できるまでになりました
好きなことをとことんやってみると言うことは、自分の可能性を広げられると思いますし
自信をつけやすいことだと思いますので
進路に迷っている人や、今自分は何をやったら良いのかわからないという人はまず自分の好きなものにとびついてみるというのも良いのではないでしょうか
今後の人生で一番若い瞬間は「今」です!「今」から自分を変えましょう!