原因はどこにあるのでしょうか…
テストで点数が取れない、テストの点数が伸びない、テストを受けるたびに点数が落ちていく
これには何かしらの原因があります
一番簡単に考えられる原因は「勉強をしていない」です
ただ、この「勉強をしていない」という原因を軽く捉えていませんか?
それ、危険です!
「勉強をしていない」ということに問題があるのではなく
「勉強できていない理由を追求できていない」ということに問題があります
テスト後は「今回のテストの反省」など書かされがちですよね
みなさんがよく書く反省は…
- 勉強時間が足りなかった
- もっと早くテスト勉強を始めればよかった
- 時間が足りなくて教科によって完成度に偏りが出てしまった
こんな反省書いたことある人いませんか?
悪い反省ではありません
おそらく事実でしょうし、実際に不足していたことには変わりないと思います
それでは
これらの反省から、「次回どうすれば上手くいくか」「どのように計画を立てて、実行すれば良いのか」学校の授業で教えてもらったことはあるでしょうか
少なくとも私は、小学校・中学校・高校でこのような授業を受けたことはありません
せっかく反省したのに意味なくないですか!?!?
以下では「塾講師の経験を踏まえて私自身が思ったこと」と「自分に合った勉強方法とは?」についてお話しします!!
塾講師の経験で感じたこと
まず、塾講師の経験を踏まえて感じたことについてお話しします!
塾講師、家庭教師の経験を通して小学生・中学生・高校生の困っていることについて知り、相談を受け、個々人に合わせた解決方法を提案し、一緒に試行錯誤してきました
塾には
- 勉強が苦手で来る生徒
- 成績は良いが、上位校を目指すために来る生徒
- お友達に誘われてなんとなく来てみた生徒
- 親が焦ってよく分からずに入塾させられた生徒
みんな様々な理由で来きますが
成績が良い生徒と悪い生徒の決定的な違いは
先を見通すことができているか
という点にあると思います
中学生を例にすると…
〜成績の良い生徒〜
- 定期テスト1週間前までには学校のワークを完璧に終えている
- 学校でもらったプリント類は時系列がわかるように保管されている
- 各教科の問題、解き方は1回確認済みなので苦手な問題の演習に時間を費やす
- テスト範囲を把握していて、勉強不足の単元がわかっている
〜成績の悪い生徒〜
- 定期テスト前日まで提出すべきワークと格闘している(頑張って答えを写してる)
- プリント類はテスト前に一気に整理(テストギリギリになってプリントが足りなくて慌てる)
- テスト勉強を始めると次から次へと、初めましての問題が出てくる(絶望する➡︎やる気なくす)
- テスト範囲外を勉強していたり、逆に範囲のところを全くやっていなかったり…
塾に入ると多くの生徒は成績が上がります
入塾してから、初めて迎えた定期テストの点数が 269/500→380/500 と100点以上も伸びた生徒も何人も見てきました
なんでこんなに点数が上がったのか
その理由の本質は、「塾で厳密に学習のスケジュールを管理されるようになった」という点です(もちろん塾の方針によって違います)
- 今日は「英語の〇〇〇〇」の単元をやります
- 次回までの宿題で「数学のp○○〜p〇〇」を解いてきてください
- テスト1ヶ月前になったのでテスト対策授業に切り替えます
- 小テストを実施しますので「英語の単語を練習してきてください」
- 学校の小テストに向けて「理科の〇〇」を復習しましょう
と言われ、生徒はその通りに学習を進めます
もちろんそれが塾講師のお仕事であり、塾としてのサービスです
そして、入塾後約半年以降の点数の伸びは、学習の理解度に左右されてきます
この学習の理解度に関しては、やはり「誰かに教えてもらう」という過程が大きく関わってきますので、自分一人で一気に伸ばすことは難しいところです
ただ、スケジュール管理に関しては一度方法を覚えて自分のスキルにしてしまえば、一生使えるものとなります
つまりここができるようになると、一気に点数の伸びが期待できるということです
個人に合わせた勉強方法とは?
確実に成績がUPするただ一つの方法というのはありません
人によって合う勉強の方法は異なってきます
ですが、塾でたくさんの生徒を見てきて「もったいない勉強の仕方してるな〜」と思った生徒にアドバイスをし続けてきた結果
徐々にうまくいきそうな勉強法を一人一人に提案できるようになってきました
一人一人の違いをどんなところから判断するのかというと
- 性格(例:一人じゃ何事も続かない、負けず嫌い、収集癖がある、プライドは高め)
- 集中できる環境(例:一人のほうが良い、音楽を聴きながらが良い、朝派・夜派)
- 周囲の友達の状況(例:友達の成績は良い?悪い?、勉強に向かう姿勢がある?ない?)
- 家族との関係(例:親と仲が良い?、反抗期で喋りたくない?、同年代の兄弟・姉妹がいる)
- 自分の大切にしたいこと(例:ゲームをする時間を確保したい、部活や習い事を一生懸命やりたい)
上にあげたようなことろを聞き取ったり、感じ取ったりした後で、合いそうな方法から順番に試していきます
今後具体的な方法を見つけていくために、この記事を読んでくださっている方は上の項目を参考に自己分析してみてください
(今後、た〜くさん勉強方法についてはあげていく予定なのでお待ちください!)
「あなたにはこの方法がぴったりですよ〜」と占い師みたいに言い当てることは残念ながらできません
命を扱う医療の現場でも、病気の治療においては
・患者様に合うお薬を見つけるために何度も違うお薬を試したり
・今まで使っていたお薬が効かなくなって、途中で新しいお薬に変えたり
・今までのお薬よりも効きそうなお薬が出てきて、試してみたり
試行錯誤するんですよ!!
なので勉強においても、こんな風に色々試してみたり、途中で飽きたら違う方法に変えてみたり
もし可能なら、自分で新たな方法を生み出してみたりしてください!
今後の人生で一番若い瞬間は「今」です!「今」から自分を変えましょう!