「勉強した!」の感覚の違い

中学生・高校生

どの時点で勉強した!と思えますか?

100問の英単語テスト(日本語→英語)があったとします

あなたはどのくらい勉強した時点で、勉強したと言いますか?

前回の投稿

でも少し触れたこの「感覚」の違い

自分が学生として生活している中でこの「感覚」の違いに気がつくことはありませんでしたが

塾講師・家庭教師の経験を通して強く感じるようになりました

 

勉強、仕事などにおいて中途半端な成績で終わってしまうあなた

上手くいっている人の「感覚」自分の「感覚」

はどのくらい違うのでしょうか?

同じ、または似たような「感覚」を持てているのでしょうか?

 

100問の英単語テストがあった場合の

  • 私の「感覚」
  • 塾講師仲間の「感覚」
  • 成績(中〜上)の生徒の「感覚」
  • 成績(下〜中)生徒の「感覚」

についてお話するので自分の感覚と比べてみてください

私の「感覚」・塾講師仲間の「感覚」

まず、私の「感覚」についてお話します

(※私はどちらかというと心配性なところがある人間だと自分で思っています)

私的には

「問題を解いてみて、3日連続満点が取れた」

これくらいになれば「勉強した!」と言えます

そしてここまで来れば、ほとんどの場合95〜100点が取れます

 

この時の感覚としては「このくらいやれば満足」ではなくて「とりあえずこのくらいはやらないと不安」といった感じです

 

塾で、塾講師の仲間と生徒のことについて話すのですが

塾講師をしている同僚たちも私と同じような感覚を持っているなと感じました

人に教えるという仕事をしている人たちですので、それぞれ自分の学習方法を確立している人ばかりですし、勉強方法は違いますが、しっかり完璧になるまでやり切るという点においては共通しています

 

成績(中〜上)の生徒の「感覚」

テストを受けて、70点前後の点数をとる人の「感覚」はどうでしょうか

成績(中〜上)の人たちは

「わからない単語をしっかりと把握し、そこを練習するということを繰り返し行なった」

これで「勉強した!」といっている人が多いように思います

 

この「感覚」に持ち主は完璧まで後一歩です

厳しい言葉で言えば「詰めが甘い」というやつですね

何が足りないかというと、完璧かどうかの確かめです

いつも満足のいく点数まで取りきれないという人は、あと1日早く勉強を初めて最後の1日をセルフ小テストを行う日にしてみてください

その1日でグッと成績がUPしますよ

成績(下〜中)の生徒の「感覚」

テストを受けてもおそらく50点前後の点数・もしくわそれ以下の点数を取ってしまう人の「感覚」はどうなのでしょうか

最もひどい考えは

「テストとかどうでもいいから勉強はしない」

「勉強してもどうせ点数取れないから勉強しない」です

これは「感覚」の前にやる気の問題ですので、ちょっと別問題です

 

こうではなく、「なんとなく勉強はしてるんだけどなあ」

と思っている人は

「1周問題をみてみて、知らなかった単語も含めて全部の単語を何回も書いて練習した」

これで「勉強した!」と言います

確かに時間もかけて勉強していると思いますが、練習したことによって覚えられているのでしょうか?

勉強ではインプットだけではなくアウトプットも大事なことなので

勉強のやり方としては少し間違っているかもしれません

この勉強方法をしがちなのは特に中学1年生ですが、これ以外の方法を知らずに過ごしてきた場合中学3年生、高校生も多くいるのが現実です…

「感覚」の持ち方の問題だけではない

今までは、「感覚」の違いについてお話してきましたが

もちろん「感覚」の違いだけで成績は決まりません

この記事にも書いたように先を見通す力もとても重要です

今回の100問英単語テストに対する勉強の話だと

いつから勉強を始めれば自分は完璧に勉強を終えられるのか

何回練習すれば自分は完璧に覚えられるのか

ということを把握していないと勉強の自己管理ができません

この先を見通す力に関しては、学習の数をこなしてその度に自己分析を行うことで鍛えられます

 

学力の向上には総合的な力が必要ですので

勉強のやり方を変えてみて、すぐに成果が出なくても当たり前だと思って良いです

どんどん色々な方法を試してみましょう

 

 今後の人生で一番若い瞬間は「今」です!「今」から自分を変えましょう!

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