勉強(薬学生)とアルバイト(塾講師)の両立
大学に入学当初、薬学部は勉強が忙しいだろうからバイトなんてできないと思っていました
が、私は高学年になった今でも週3〜4でバイトを続けながら学業との両立も割とできている方です
1・2年生の時は7:00くらいに家を出て
大学の講義終了後直接塾に向かい
塾講師として22:00まで働く
そんな生活を続けていた私ですが、単位は一つも落とさずに、テストも再試験になることなく
薬学部の試験を通り抜けてきました
この生活をおすすめはしませんが
薬学部に入学しても、こんな生活をすることは可能だということを知っていただけると良いかと思います
自己分析(忙しいと言われる医療系の学部に通いながら、アルバイトもハードにこなせた理由)
1つ目
高校時代に隙間時間の使い方に関しては習得済みだったので、大学でも通学時間を有効活用し、効率的な勉強を心がけました
※隙間時間の使い方に関しては「1日の通学時間3時間30分の高校時代 大量の隙間時間の使い方」で解説しているので、ぜひご覧ください
2つ目
学習塾に行ってなかった私は「授業で理解しないと、その後は先生に聞きにいくしか手段がない」と頭に叩き込まれていたので
大学の講義も人一倍集中して聞くことができていました
スクリーンにスライドを映し出しての授業だったので、講義室は少し暗くなります
その状況では、講義後半寝ている人が多発するのですが
私は一度も寝ることなく授業を必死に聞き、講義中を聞きながら過去問を同時並行で解いていました
3つ目
高校生の時に部活動をやっていたこともあり、朝早く家を出て夜遅くに帰ってくるという生活には慣れていた
ということも、勉強(薬学生)とアルバイト(塾講師)を両立できていた理由だと思います
薬学部の勉強ってぶっちゃけ難しいの?
結論
「興味がない人にとっては難しい」と思います
薬学部は浪人して入学してくる人も多いですし、進学校からの入学も多い学部だとは思います
入学する時点で、ある程度ふるい落とされているはずですが
一般的に見ると、残念ながら留年する人が多い学部でもあります
大学に入ってしまえば学ぶ内容はみんな0からのスタートなのでその時点での差はありませんが
講義の内容にどれだけ興味を持って、自分で勉強していけるか
によって、入学後の大変さが変わります
私は「理科」がもともと好きでしたし、「人体」に関しても興味があったので自然と学ぶ内容にも興味が湧き、苦痛と感じることは少なかったです
幼い頃から、医療ドラマが大好きだったので、病気のことや治療のことを学ぶのは楽しくて仕方がありませんでした
興味がそれほどわかなくても、「絶対薬剤師になる」と言う強い気持ちを持っていれば
勉強には食らいついていけると思います
何を学んでいるの?
薬学部では何を勉強するのか
大まかにいえば、「お薬を飲むとなぜ病気が治るのか」について学んでいます
そのために、人間の身体についての知識・病気についての知識・薬の知識を学んでいるわけですが
薬剤師には化学者としての一面も求められるため化学の勉強もしますし
お薬を飲んでからどのくらいで聞き始めるか、どのくらいでなくなるのかなどを計算で求めるために物理の勉強もします
もちろん化学・物理・生物系の実験もたくさん行います
それに加えて、「薬」を売るわけですから法規や制度についても勉強します
全ては「薬剤師国家試験」に合格するための勉強なのですが
そもそも6年制の薬学部を卒業して初めて「薬剤師国家試験」の受験ができるようになるので
まずは卒業に向けて頑張っているわけです!
勉強をできるだけ楽にこなすために…
勉強で苦労しないために大学生になってから特にやっていたことといえば
わからないところを先生のところにたくさん聞きに行ったことです!
先生たちは、長年学生を見てきているわけですから学生がつまずきやすいところを把握していますし
国家試験の出題を意識した解説もしてくれます
1年生の時にこの「先生に聞きにいく」という習慣をつけたことで
その後、楽にテスト期間を過ごすことができたと思います!
加えて、大学生にとって特に大切なのは「友達」です
過去問を入手するため、わからないところを教え合うため、勉強を始めなきゃと焦りを与え合うため
友達の影響はとても大きいと思います
最後に
とにかく薬学生&塾講師の両立は全然可能です!
塾講師以外でも、バイトをしている友達はたくさんいます
社会に出て働くということを体験しておくことは大切ですし、自分に足りていないことも発見できます
世間一般では忙しいと言われる理系学生ですが
両立できるかどうかは、本人のやる気と周りの環境次第です
自分と似た考えを持つ人と一緒にいることで、自然と目標も達成できるものですよ!
今後の人生で一番若い瞬間は「今」です!「今」から自分を変えましょう!