『意味がわかるとゾクゾクする超短編小説54字の物語』 氏田雄介作/佐藤おどり絵 PHP研究所

おすすめ本

えんぴつ丸評価★

おすすめ度(総合): ★★★★☆

    (中学生): ★★★★★

    (高校生): ★★★★★

    (大学生): ★★★★☆

    (社会人): ★★★☆☆

読みやすさ(時間): ★★★★★(なんと言っても1物語54字なので圧倒的に読みやすい)

読みやすさ(内容): ★★★★★

おもしろさ(興味): ★★★★☆

おもしろさ(笑い): ★★★☆☆

※最近読書にハマりだしたので、評価者の読書レベルは高くありません
※私独自の視点での評価になりますので、偏りがあります
 参考程度に評価をご覧ください

今回紹介する本は...

『意味がわかるとゾクゾクする超短編小説54字の物語』です

この記事は

  1. 薬学生&塾講師経験をもつ謎解きやクイズが大好きな女子大生が、テレビのクイズ番組でも問題が使用されている人気シリーズの本を読んでみてどう感じたかをお伝えします(どのくらいのレベルの内容だったかなど)
  2. ネタバレは含みませんので、この本を今後読もうと思っている方でも安心してお読みいただけます

 

本紹介

本の詳細

出版社:PHP研究所

発売日:2018年2月16日

作品数:短編小説90話

定価:1,210円(税込)

監修者プロフィール

氏田 雄介(うじた ゆうすけ)

氏田雄介

株式会社考え中 代表 / 企画作家

1989(平成元)年、愛知県生まれ。早稲田大学を卒業後、面白法人カヤックに入社。インターネット、SNSを主戦場にした広告やコンテンツの企画・制作を手がける。2018年、株式会社考え中を設立し、企画作家として独立。

著書は、ごく当たり前のことを詩的な文体でつづった『あたりまえポエム 君の前で息を止めると呼吸ができなくなってしまうよ』(講談社)や、1話が54文字の超短編集『意味がわかるとゾクゾクする超短編小説 54字の物語』(PHP研究所)など。「ツッコミかるた」や「ブレストカード」など、ゲームの企画・イラストも手がけている。コンテンツスタジオ CHOCOLATE Inc. 所属。

株式会社考え中 ホームページ プロフィール

この本をぜひ読んでほしい人

  • なぞなぞやクイズが好きな人
  • テレビのクイズ番組をついみてしまう人
  • 柔軟な脳を作り出したい人
  • 小学生・中学生との話題づくりを探している人

 

読んでみて内容はどうだった?

読んでいる最中に感じていたこと

どのような内容だったかはもちろんここでは言えませんが、ネット上で「なぞなぞ」「クイズ」と調べて出てくる問題とは少しテイストが違う感覚を味わうことができます

54文字読み終わった時に「クスッ」っと笑ってしまったり、「ああっ」とひらめいてしまったりと

新しい作品を読んでいくうちに頭が柔らかくなるのを感じることができる本でした

なんといっても全作品54字で1つの物語がしっかり完結している美しさを感じることができます

 

理解するのは難しい?

この本の難易度的は、おそらく小学校高学年のお子さんでも理解できる程度です

本の構成的に

1つの54字作品があり、その後にはその作品の解説があると言うものなので1度読んで理解できなくても解説を読むと必ず「あ〜」と納得できることでしょう

とはいっても、私がこの本の解説に頼ったのは90作品中3〜4作品程ですのですらすらと読んでいくことが可能です

 

作品を読み終わったとに出会うことができるもの

本書では、各作品の解説後にイラストが掲載されているのですが

54字の作品内容が詰め込まれたそのイラストは絵のタッチがとても優しく

私はこのイラストも含めて1作品と感じながら読んでいました

 

考えさせられる内容

90作品の中のジャンルは本当にさまざまで

「ゾッとする」ものや「それって〜〜〜ってことじゃないか〜〜」と突っ込みたくなるものなどに加えて

現代社会を投影している作品もあります

人間が作り出しているものとは。。。

と少し真面目に考える作品もありました

 

 今後の人生で一番若い瞬間は「今」です!「今」から自分を変えましょう!

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